睡眠薬ハイプロンの副作用を知ろう!対処方法も紹介します

 

健忘・もうろうが起きた場合

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副作用の健忘が起きると、ハイプロン服用後に自分が何をしていたのか思い出せなくなってします。また、意識が低下することでもうろう状態になり、異常な行動をとってしまうこともあります。これらの副作用は、ハイプロンのもつ脳の活動を抑制する作用が関係しているのです。まずは、ハイプロンの作用について説明します。

ハイプロンは、脳内のベンゾジアゼピン受容体を刺激する働きをもっています。ベンゾジアゼピン受容体が刺激されると、抑制性の神経伝達物質であるGABAの働きが高まります。この働きにより抑制性の神経伝達が活発化されることで、脳の活動が抑制され眠気がでてくるのです。上記のハイプロンの作用が就寝前に現れることで、副作用の健忘やもうろうが起きてしまいます。

対策としては、就寝直前に服用することです。ハイプロンの作用が現れる前に就寝の準備を完了させましょう。

また、アルコールを摂らないようにしてください。アルコールは副作用が起きるリスクを高めてしまいます。寝酒の習慣がある人はとくに注意しましょう。


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